メルカリは簡単に売りたい物が売れるフリマサイトです。直感的に操作しやすく、幅広い年齢層のユーザーが利用しています。
これからメルカリをはじめる人や利用をはじめて間もない方のなかには、「メルカリの売上金を現金化するには?」「メルカリの売上金申請ができない」と、迷っている方もいるでしょう。この記事では、メルカリの売上金を現金化する方法から、売上金申請ができない場合の対処法まで紹介していきます。
メルカリの売上金を現金化して受け取る方法
メルカリの売上金を現金化して受け取るには、メルカリで振り込み申請をする必要があります。「申請」というとたくさんの手続きがいるんじゃないのと思う人がいるかと思いますが、そんなことありません。
スマートフォンやパソコンで申請することができるので、すきま時間に簡単に現金化できますよ。
やり方がわからないという人のために、アプリを使って振り込み申請をする方法を紹介します。画面を見ながら一緒に申請してみてくださいね。
① マイページの「振込申請」をタップ
まずはメルカリのアプリを起動し、画面下部にある「マイページ」をタップしてください。

そこから画面を下にスクロールし、「売上・ポイント」の「振込申請」を選択。
すると画面が切り替わるので、ここでは項目内の「振込申請して現金を受け取る」をタップします。

画面が切り替わったら、表示に従ってメルカリのパスコードを入力してください。

② 銀行口座情報を入力
パスコードを入力すると、口座情報を入力する画面が出てきます。

売上金を受け取りたい銀行口座についての必要な情報を入力しましょう。登録された氏名と売上金の振込口座名義が同じでない場合、振込申請ができないので注意してください。
問題なく入力できたら「次へ」をタップします。

再度確認の画面が出るので、内容確認ができたら「はい」を選択してください。
③ 振込申請金額を入力
振込申請金額を入力する画面に切り替わります。
上の欄には現在の売上金が表示されるので、「振込申請金額」の欄に受け取りたい金額を入力しましょう。申請できる金額は201円からです。現在の売上金を確認して金額を入力するようにしてください。

申請すると、最短で翌日に売上金を受け取れます。振込には200円の手数料がかかるので、振込申請金額には手数料の200円も含めた金額を入力することを忘れずに。
振込申請金額を入力すると、振込手数料を差し引いた振込金額が表示されます。内容に間違いないかをしっかりと確認しましょう。申請内容に問題なければ「振込申請する」のボタンを押して、売上金の申請が完了です。
なお、アプリ・ウェブサイトどちらからでも申請手続きは可能ですが、「アプリでかんたん本人確認」または支払い用銀行口座の登録が完了している場合は、ウェブサイトからは申請できません。
メルカリで振込申請ができない場合
上記の方法で申請ができない場合は、以下の原因が考えられます。
- メルカリに登録した氏名と口座情報の氏名が一致しない
- 氏名のフリガナを全角のカタカナで入力していない
- 氏名のフリガナが間違っている(例:ウチダ→ウチタ)
- 口座名義もしくは氏名にスペースを入力している
- 小文字が大文字になっている(例:リョウタ→リヨウタ)
- 審査結果が不承認、または本人確認中である
よくあるのが、口座情報と登録時の氏名が同じになっていないケースです。
もし氏名が婚姻などで変わった場合は、メルカリ本部へ登録情報の再申請が必要があります。上記のどれにも当てはまらない時は、メルカリの事務局へ連絡しましょう。
メルカリの売上金を現金化する際の注意点
メルカリの売上金を現金化する際は、以下のポイントに注意してください。
- 振込申請期限に注意
- 振込に手数料がかかる
- 売上を現金化するまでに時間がかかる
- 自分名義の口座がないと現金化できない
- 現金化するには本人確認が必要な場合がある
振込申請期限に注意
振込申請ができる期間は、売上に計上から180日以内という決まりが存在します。
振込申請期限までに手続きをしない場合は、メルカリに登録した振込申請口座へ入金される仕組みです。ただし、振込口座を登録していない場合、売上金が失効してしまいます。
もし売上金が失効してしまった場合、メルカリの事務局へ連絡することで売上金が戻る可能性がありますが、事前に振込口座の登録と、振込申請を済ませておくことが賢明です。
振込申請期限の確認方法
振込申請期限は、メルカリアプリ・公式サイトのマイページから確認できます。
マイページから「振込申請」「売上金の振込申請期限」とタップもしくはクリックしましょう。マイページには、アプリであれば画面右下から、公式サイトであれば右上のユーザー名からアクセスできます。
また、振込申請期限が近づくとメルカリから通知が送られてくるので、ベルのアイコンの「お知らせ」もあわせて確認しましょう。
振込申請期限をなくす方法
売上金の振込申請期限をなくすには、メルカリの本人登録を行う必要があります。本人確認を行うと、振込申請期限つきの「売上金」から無期限の「残高」に振り替えられ、期限をなくすことが可能です。
ただし、メルカリの本人登録は「アプリでかんたん本人登録」のみで行えます。公式サイトからは本人確認の手続きができないため、必ずメルカリアプリを導入しましょう。
振込に手数料がかかる
メルカリの売上金を振込申請すると、振込時に200円の手数料がかかります。各売上金をまとめて申請しても一律200円のみなので、振込申請はまとめて行うことがおすすめです。
もし振込する際の手数料が気になる方は、手数料がかからないメルペイへのチャージを検討しましょう。
売上を現金化するまでに時間がかかる
売上が振り込まれるまで、多少の時間がかかります。ここでは、振込申請してから振込までにかかるスケジュールを表で紹介します。
- 【ゆうちょ銀行の場合】
振込申請が完了した曜日 | 申請時刻が【0時00分〜8時59分】場合 振込される曜日 | 申請時刻が【9時00分〜23時59分】場合 振込される曜日 |
---|---|---|
月曜日 | 水曜日 | 木曜日 |
火曜日 | 木曜日 | 金曜日 |
水曜日 | 金曜日 | 月曜日 |
木曜日 | 月曜日 | 火曜日 |
金曜日 | 火曜日 | 水曜日 |
土曜日 | 水曜日 | 水曜日 |
日曜日 | 水曜日 | 水曜日 |
- 【ゆうちょ銀行以外の場合】
振込申請が完了した曜日 | 申請時刻が【0時00分〜8時59分】場合 振込される曜日 | 申請時刻が【9時00分〜23時59分】場合 振込される曜日 |
---|---|---|
月曜日 | 火曜日 | 水曜日 |
火曜日 | 水曜日 | 木曜日 |
水曜日 | 木曜日 | 金曜日 |
木曜日 | 金曜日 | 月曜日 |
金曜日 | 月曜日 | 火曜日 |
土曜日 | 火曜日 | 火曜日 |
日曜日 | 火曜日 | 火曜日 |
出典:メルカリ
上記のように、ゆうちょ銀行では振込までに他の銀行と比べて時間がかかります。もし、ゆうちょ銀行をお使いの方で、できる限り早く売上金を受け取りたい方は「お急ぎ振込」が便利です。
ゆうちょ銀行でお急ぎ振込を利用した場合の振込は、以下のスケジュールです。
- 営業日0時00分~営業日8時59分に振込申請を完了した場合、翌営業日で振込
- 営業日9時00分~営業日23時59分に振込申請を完了した場合、翌々営業日で振込
お急ぎ振込の利用は、手数料が別途200円かかります。
自分名義の口座がないと現金化できない
そもそも、口座がないと売上金を現金化することができません。せっかくメルカリで商品が売れても、お金が手に入らないのでは意味がないですよね。
売上金を振り込んでもらうためにも、自分の口座を開設しましょう。
先ほども説明しましたが、メルカリでは登録された氏名と売上金の振込口座名義が同じでない場合の振込申請ができませんので、口座を開設する際に注意してくださいね。
現金化するには本人確認が必要な場合がある
基本的に、メルカリで売上金を現金化する時に本人確認をすることはありません。
ただ、昨今不正引き出しの事件などが起こっており、不定期にメルカリが本人確認をする可能性もゼロではありません。
登録している本人情報に間違いがなければ、本人確認をされても特に問題はありませんので、本人確認をされた場合は落ち着いて対応しましょう。
手数料なしで売上金を利用できる方法もある
メルカリの売上金を現金化するには手数料がかかります。せっかく受け取った売上金、できるだけお得に利用したいのではないでしょうか。
実は、手数料なしで売上金を利用できる方法はあります。
ここでは、以下の2つの方法を紹介していきます。
- メルペイ残高に移行する
- ポイントに交換する
それぞれ見ていきましょう。
メルペイ残高に移行する
メルカリの売上金を手数料なしで利用するには、「メルペイ残高に移行する」という方法を使います。
メルカリは、メルペイというキャッシュレス決済サービスを運営しています。
その中で利用されているメルペイは、メルペイ加盟店であれば現金と同じように商品を購入する際に利用できるんです。
現金化するのとは違って、売上金をメルペイに交換する際に手数料はかかりません。
メルペイ加盟店は全国各地に広がっているので、「メルペイ残高に移行したはいいけれど、使える場所がない…」といったことはあまりないと思います。
普段からキャッシュレス決済を利用する人は、メルペイを利用するのがおすすめです。
ポイントに交換する
メルカリの売上金は、ポイントに交換することもできます。
メルカリのポイントは、メルカリ内の買い物で使うことができたり、コード決済で利用することもできるので、利用シーンはたくさんあります。
売上金をポイントに交換する際も手数料はかかりませんので、メルカリでよく買い物をする人におすすめです。
メルペイと違って、メルカリのポイントは有効期限がありますので、有効期限内にポイントを使うように注意しましょう。
メルカリの売上金に関するFAQ
こちらではルカリの売上金に関するよくある質問と回答をまとめたので、疑問がある方はぜひ参考にしてください。
Q1. 売上金はコンビニで現金化できる?
売上金をコンビニで現金にする方法はありません。メルペイの管理画面の振込申請から口座振込してもらいましょう。なお手数料として200円がかかるので、まとまった金額で申請する方が良いでしょう。
Q2. 売上金はいつ振り込まれる?
メルカリの売上金は基本的に月末締め、翌月の10日に登録口座へ振り込まれます。
Q3. メルペイ以外の電子決済サービスで利用できる?
メルペイ以外の電子決済では利用できません。売上金はメルカリ内の商品の購入のみ利用できます。ただし、売上金をそのまま使うことはできないので、売上金でメルカリポイントを買うことになります。
Q4. ポイントを売上金に戻すことはできる?
1回購入したメルカリポイントは、売上金に戻せません。なお購入したメルカリポイントの有効期限は365日間です。
すぐに現金化したいなら「買取」がおすすめ
メルカリでは、売上金の現金化にスケジュールや金額の制限があるため、面倒に感じた方もいるのでは?
買取サービスなら、売りたいタイミングですぐに現金が受け取れます。
メルカリのほかに不用品を売る選択肢として、検討してみてはいかがでしょうか。
買取サービスを利用するメリット
買取サービスの利用メリットは、以下3つです。
- 即日現金化できる
- 知識のある専門業者が査定
- 自宅からでも買取が完結する
買取サービスは、買取店に持っていけば最短でその日のうちの現金化が可能です。売れてから評価されるまで売上金が確定しないメルカリに比べ、買取サービスは早く現金化したい方に便利。
また、買取サービスでは商品知識のある専門業者が査定してくれるので、適正価格での買取が期待できます。
もちろん、売る価格を決められるメルカリでは買取店より高く売れる可能性も考えられますが、全く売れずに時間だけかかってしまうケースも珍しくありません。
さらに買取サービスには、出張買取や宅配買取といった、お店へ行かなくても自宅から依頼できる買取方法もあります。手間をかけずに早く商品を売りたいと考えられている方にとって、買取サービスはオススメの売却方法です。
買取サービスのデメリット
一方ここでは、買取サービスの利用デメリットを以下2つ紹介します。
- 買取価格が高くない
- 選ぶ買取店によっては買取してもらえない
買取店はあくまで再販を目的としているため、エンドユーザーが購入するメルカリよりも売れる金額が安くなる傾向にあります。
また需要がない物や買取店によって扱いのない商品は、買取を断られるケースも珍しくありません。依頼時には、売りたい商品を扱っている買取店かどうかを確認し、買取額が高い店舗を査定結果から比較することをオススメします。
買取サービスで高く売るコツ
買取サービスを利用して商品を高く売るコツは大きく3つあります。
- 付属品を揃える
- 綺麗にする
- 買取店を査定比較する
付属品が揃っていて状態の綺麗な商品は、買取店側が再販しやすいため、より高価買取が期待できます。高く売るために、付属品を揃え、綺麗にしておくのが得策です。
さらに同じ商品でも買取店による在庫状況、再販ルートの違いから、買取額に差が出てしまうことも覚えておきましょう。
より高く売れる買取店を選ぶために、査定結果を比較するのがオススメです。最近ではLINE査定やメール査定のようなオンラインで出来る査定方法があるので、気軽に使ってみてはいかがでしょうか。
メルカリの売上金の現金化は申請期限に注意
メルカリで売上金を現金化するなら、振込申請期限に注意しましょう。振込口座を登録しておけば期限を過ぎても問題ありませんが、早めに振込申請をしていた方が安心です。
もしメルカリでの振込申請や売上金の管理が面倒であれば、買取サービスを利用するのもひとつです。買取サービスであれば、早ければその日のうちに現金化でき、スムーズにお金を受け取れます。
買取サービスの利用でとくにオススメなのが、ウリドキです。ウリドキを使えば売りたい商品の専門店から、最も高く買取できるお店を一括で査定比較できます。
買取店ごとのリアルなレビューも詳しく見れるので、信頼できる買取店かどうかを自分で判断することも可能です。
振込申請が面倒なら、買取サービスでスムーズに商品を現金化しましょう!